腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

今年の桜の開花予想が首都圏は平年並みで、24日頃らしいですね。
この時季になると桜を見に大岡川沿いを歩きたくなります。

当サロンに来る方の症状の多くが肩こり、腰痛でほとんどを占めています。
そこでしばらくは腰痛について書いていきたいと思います。
腰痛の85%は非特異的腰痛とよばれ、病院などにいってX線やMRIなどの検査を行っても原因が特定することができない腰痛です。
心理的ストレスが関係していることが近年わかってきています。

逆に画像診断ではっきりと病名を伝えられる腰痛もあります。
わりと誰でも聞いたことがあるのといえば腰椎椎間板ヘルニアではないでしょうか?
これは自分も学生時代、社会人になってからと3ヶ所の部分でヘルニアになり長く苦しめられてきた腰痛です。

ヘルニアは飛び出るという意味です。
椎間板は背骨の骨と骨の間にありクッションや安定性の役割を果たしているのですが、その中は髄核というゲル状のものが入っています。
それが飛び出し、神経に触れることで腰、下肢への痛み、しびれ、違和感、筋力低下、深部腱反射の消失などがおこります。
馬尾神経の圧迫があると直腸膀胱傷害がみられることもあります。
この場合は緊急手術を必要とするヘルニアです。

刺激する神経の場所によりしびれや痛みが出る場所も異なります。
自分が高校の時になったヘルニアは、左の太もも裏のシビレ、違和感と腰の鈍痛でした。
日により症状は異なるのですが、基本長時間座っているのが苦痛でした。
ただ鋭い痛みはなかったので鎮痛剤に頼ることはありませんでした。

腰を痛めた原因は、高重量を扱ったデッドリフトなどの腰に負担が非常に掛かる種目を過信からパワーベルトなしでトレーニングを行っていたためです。

高校生ぐらいだと周りより重い物を持ち上げようと無理して意地で挙げようとしたりしていましたからね。
痛くなることなんて全く頭にもありませんでしたし。

ヘルニアは中腰作業が多かったり、長時間座っていることが多い仕事の人などは特に注意が必要です。
と今回はここまでで明日また続きを書きたいと思います。

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