腰に負担を掛けない持ち上げ方

腰に負担を掛けない持ち上げ方

今日お客さんが水の入ったバケツを持って腰周りの痛みが再発してしまったといわれましたが、話を聞くときっちりとしゃがんで持ったとのことですが、再現しもらうと、せっかくしゃがめているのに体から離れた位置でバケツを持とうとしてしまったために、しゃがんでいるのに結局中腰のような姿勢になっていました。

しゃがんで荷物を持つ理由は、腰の前弯をキープしたまま(腰にストレスが掛かりずらい)荷物を持つことが出来るためです。
そのためには、「荷物を出来る限り自分の体に近い部分から、持ち上げる必要があります。」腰の前弯をキープしながら、お尻と脚の力で立ち上ります。

ここで問題になることが、脚の脚力がそれなりにあれば、多少重たい荷物を持っても脚力でスッと立ち上げることが出来ますが、しゃがんでから立ち上げるのが大変なぐらい脚力が低下してしまっている人では、立ち上げる際にバランスを崩してしまったり、腰の前弯をキープしながら立ち上がるのが困難な場合は厄介です。
筋トレなどをやった人ならわかると思いますが、自分にとって少し重たすぎる重量では正しいフォームが崩れやすくなりますよね!
それと同じでしゃがんだ状態から、腰の前弯をキープしながら立ち上がるのがいっぱいいっぱいの人が重たい荷物を持って正しく立ち上がれるのか??
といったところです。
おそらく難しいでしょうね。

そういった意味でも日頃からスクワットなどで脚力を鍛える習慣を身に付けていく必要があります!

昨日帰り道でサラリーマンが「また来年も宜しくお願いします」と話していましたが、
もうそんな時期なんですね!
一年が早い!