腸脛靭帯炎(ランナー膝)

腸脛靭帯炎(ランナー膝)

長期間、長距離を走っている人に起こる膝痛、腸脛靭帯炎。
別名ランナー膝といわれるように長距離を走る人に多くみられる症状です。

症状としたら、膝関節の大腿骨外側に腫れ、圧痛があります。
走ると膝関節外側付近に痛みが出現し、とくに下り坂を走ると痛みが強くなります!

原因として走り過ぎももちろんですが、膝がO脚であったり、足首が内反していると外側に重心が掛かりやすくなってしまうので痛くなる要因の一つです。
また斜めに傾いた道路を、走ることでも負荷が掛かります。
道路って水が溜まらないようにゆるやかな傾斜がついているんですよね、それも結局足の接地面に影響を与え膝外側への負担が増す要因です。

治療は、まずは練習量を控えてあげることが一番ですね。
それが難しいのならば急性期ではアイシングをし、痛みが落ち着いたら、脚の外側をストレッチしたり温めてあげてください!
あとは、足首の内反が強いのであれば、靴底に内反を弱まらせるインソールを入れてみたり、O脚を改善させていくこともとても大切なことです!

痛い状態で無理をして走っていると、必ず痛みを回避させるためにフォームが崩れて他の部位に痛みが出やすい状態を作ってしまいます。痛いと思ったら早めの対応をすることで二次的な痛みが出ないように対処していきましょー♪

お客さんでこの前の湘南国際フルマラソン50歳で3時間19分です。凄すぎです!!