ギックリ腰

ギックリ腰

昨日軽度のぎっくり腰のお客様が来院されましたのでギックリ腰のことを書きます。
ぎっくり腰という言葉は俗称で、正式には腰椎捻挫(急性腰痛症)と呼びます。
欧州では魔女の一撃ともいわれています。

多くは椎間関節の捻挫が原因で、他にも椎間板の微小な亀裂、筋・筋膜の断裂、仙腸関節のズレが原因とも。
下肢痛は伴わず、激痛のわりに特徴的なX線所見がなく、放っておいても痛みそのものは改善することが多いです。

逆に何週間経っても痛みが続く状態や、頻繁にぎっくり腰のような痛みを繰り返す人では、ぎっくり腰ではなく、ヘルニア、脊柱管狭窄症など他の腰痛疾患の可能性も考えられるので画像診断してもらうのも一つの方法だと思います。
症状によって対応の仕方なども異なってくるので。

ぎっくり腰はよくクセになるともいいますが、ギックリ腰になってしまうのは、日頃から腰に負担の掛かる姿勢や生活動作が身に付き、積み重なった結果としてなるので、そういった所も改善していかなければ再度やるリスクはあります。
日頃から腰の前弯を意識した動作を心掛けましょう!!