脊柱管狭窄症気を付ける点

脊柱管狭窄症気を付ける点

日中はわりと暖かくなりましたが、日が沈むとまだまだ寒い。
早く上着を着ないで良いぐらいの気候になってほしいです。

脊柱管狭窄症は加齢が原因の一つとされています。
60歳以上に発症しやすく、症状は進行性で徐々に出現・増悪とされており、自然経過(10年後)は現状
改善:不変:悪化=3:3:4とのことです。

日常生活で意識することはS字を意識し、過度の前後弯を防ぐ姿勢や、動作の徹底。
下肢周りの柔軟性向上。
特に太ももの前の筋肉が収縮することで、骨盤前傾、腰椎前弯を強めるために、狭窄症の症状が出やすくなるためです。
筋力強化では、腹筋の深層筋である腹横筋の強化。
これも腰椎が過度な前弯にならないようにコントロールしてくれます。

また歩いていて間欠跛行の症状が出たらそのまま無理をして歩かずに、体幹を前屈して神経の圧迫を減らしてあげます。
間欠跛行の症状が出るということは、それだけ下肢へ行く神経への圧迫が起こっている状態なので、そのまま無理をして歩き続けることは神経に負荷を掛け続けていることになります。
そうなることで間欠跛行の症状が悪化し、歩いてからシビレ、痛みが出る距離がもっと短くなる恐れがあるためです。

寝るときは腰椎が過度に前弯しないように、膝下に枕を入れたり、横向きで寝てあげると良いです。寝具が硬くても腰の前弯が強くなるので注意が必要です。
以上の生活動作を留意してください。

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