懸垂の回数を増やす方法

懸垂の回数を増やす方法

先日ジムでチンニング(懸垂)をしていたら、おそらく60歳後半ぐらいの方に教えてくださいと声を掛けられました。
明らかに本人よりも年下である自分に教えてくれっていうのは、中々言えないことだと思うし感心しました。

その方は懸垂(順手)が全く出来ないわけではなく、4回は出来るとのことでした。
正直その年齢でそれだけ出来れば十分だと思うのですが・・・。
本当は懸垂をやっている所を見ればよりアドバイスをすることが出来たのですが、ちょうどその後に予定が入っていたので、実際にやっている所は観ることはできず、懸垂の目的を聞きました。

結局、筋トレも目的は人それぞれ!
懸垂も背中の筋肉を付けたいのか、それとも回数をこなせるようにしたいのかでやり方も異なってきます。

その方は回数をもっとこなしたいとのことでした。
思いついた方法は、
1、ラットプルダウンのような懸垂に似たエクササイズをする。
(実際には結構異なりますが)
2、懸垂をしているときに補助についてもらう
3、加重をつけて懸垂
4、上腕二頭筋、腕橈骨筋など懸垂で引く際に使用される筋肉を鍛える

などでした。

おそらく上記の中でも、2、3が1,4よりも効果があると思いますが、補助してくれる人や、年齢的に無理に加重してどこか痛めてしまっても大変なので、手軽に行うことが出来る1,4をすすめました。

一般的に懸垂では広背筋、僧帽筋など背部を鍛える種目なので、4のように腕を鍛えることで腕の関与を高め体を持ち上げてしまうことは、背中への負荷が下がってしまうので背中に筋肉をつける目的の人にはあまりすすめません。
ちなみに正しく懸垂を行うと肩こり解消にも大いに効果が発揮されます!

スタッフ