関節の機能

関節の機能

人が色々な動きを取ることが出来るのは、関節があるためですが、関節は「動き」以外にも、「固定」、「動きの感覚器」としての役割があります。

関節は膝と股関節で動きが異なるように、それぞれ特有の動きがあり、許容される動き以外の動きは靭帯などにより制限が加えられます。
たとえば肘関節では、屈曲、伸展以外の運動は骨の形状や側副靭帯により制限されています。
このような制限機構が破綻すると、関節は著しく不安定になり、固定性が低下します。
もし関節に生理的に行われている運動以外の動きが生じると、関節軟骨は容易に変性します。
ということは不安定な関節は関節軟骨の破綻を引き起こし、さらに関節そのものの破壊をもたらします。

また動きの感覚器として、関節包や靭帯には感覚受容器が豊富に存在しています。
これらは関節の動いている方向や速度、また静止している位置などの情報を逐一中枢神経系に送り、適切な動きや固定が行われているかをモニターしています。
それが日頃の偏った体の使い方が習慣になり、感覚受容器としての機能が正常に働かないと動きの左右差、悪さなどに繋がってきてそこからコリや痛みが発症しやすくなるので注意が必要です!

昨日飼っているウサギの爪を切っていたら、切り過ぎてしまい、若干出血してしまいました。
うさぎの爪は血管が見えて、そこまで切ってしまうと出血してしまうので、いつも安全に大分手前で止めていたのですが、まだ平気だろうと油断したら初出血してしまい焦りました。
ただでさえ爪切が嫌いなので、余計キライにならないか不安です!