長時間の同一姿勢と筋疲労

長時間の同一姿勢と筋疲労

筋肉に疲労が溜まることは、運動のような激しい動きをして、筋肉を酷使することでなるとイメージする方は多いと思いますが、デスクワークのように、長時間同一姿勢で座りっぱなしでも、同じ場所の筋肉を使用し続けていることになるので、筋疲労は確実に溜まります。

そして筋疲労から疼痛を引き起こす場合も多々あります。
筋疲労の状態になると、筋内に乳酸が蓄積した状態になります。
乳酸が蓄積すると筋繊維の通常の反応が行われにくくなり、結果的に筋がスムーズに弛緩されない状態を引き起こすこともあり、このことが更に血液循環を抑制します。
こうした悪循環が引き起こされると、改善しにくい状態になります。
また循環の抑制は筋への酸素供給低下を引き起こし、ブラジキニンといった発痛物質やプロスタグラジンといった疼痛増強物質の生成を促し疼痛発症の原因となります。
このように筋疲労が起こると、脊柱構造の損傷がなかったとしても疼痛が引き起こされます。

だから座りっぱなし、立ちっぱなしなどで、身体を動かしていなくても、同一姿勢を長時間維持するということは、身体にとってはとても負担の掛かることなんです!
むしろ適度に体を動かしてあげた方が身体にとっては全然ラクなはずですよ!!

明日ポーランド戦ですね!正直ワールドカップ始まる前は、1勝も出来ないだろうと、期待もしていなかったのですが、初戦勝って、2戦目も追いつくなど勢いがあるのでポーランド戦は期待したくなってしまいますね!