地べたでの生活は腰痛リスクを高める

地べたでの生活は腰痛リスクを高める

こんにちは!

今週は台風の影響で雨の日が多くなりそうですね。
猛暑もしんどいですが、
雨よりはやはり暑くても晴れてほしいです!


学生時代の友人が腰椎ヘルニアになっていました。
先日話す機会があったのですが、
ゴールデンウイーク頃から、
下肢へのシビレがとても強くなり、
一時立ち上げるのが困難になっていたそうです。
ブロック注射を複数回行い症状は落ち着いたそうですが、
本人曰く、
会社の椅子に長時間座っているとき以上に、
自宅の座椅子に座っているときの方が、
症状の悪化を強く感じたとの事です。
聞くと、
座椅子の上で長座かあぐらが多かったとのこと。

最近はテレワークをしている会社の数も
減少傾向にありますが、
コロナ禍初期のときには、
テレワークがかなり普及していましたね。
その際に、
家にデスクの環境が整っておらず、
ちゃぶ台に地べたで長時間仕事をされていた方が
わりと多くおり、そういった方々が、
腰痛に悩まされ来院されるケースが多くありました。

そうなんです!
地べたの状態で長く過ごすことは、
腰を痛めるリスクをかなり高めてしまいます。

特に股関節周りや、太ももの裏側の柔軟性が低下していたり、
体幹を維持させる力が弱いと、
長座やあぐらの際に、骨盤が強く後傾し
結果腰痛を惹起させる原因になります。
体育座りや横座りも同様に腰に負担は掛かりやすいです。

解決策としては、
デスク環境を整え、椅子に座るのがいいですが、
スペース的に困難である場合などは、
正座をおすすめ致します。
あるいは、立位です。
私は家で読書や食事をする際は、
椅子に座っていますが、
それ以外は、正座で過ごすことが多いです。
正座では骨盤が後傾しずらく、
比較的腰椎の前弯も維持しやすく負担を掛けずらいです。

あとは、立位です。
腰の真ん中の骨にあたる第三腰椎の椎間板に掛かる負荷が、
立位を100とした際に、
椅子に正しい姿勢で座って、
140の負荷が掛かるといわれています。
ただし、
腰痛の症状によっては、
立位の方が痛くなるパターンもあるため、
一概には言えませんが、
一般的には、立位の方が腰に掛かる負担は軽減されます。

昨年に宅建の勉強をする際に、
図書館を度々利用したのですが、
時間帯によっては人が多く、
座れないこともありました。
そういったときに、立位で行える高さの
スペースがあり、2~3時間程度立って勉強しましたが、
座っているときよりもこまめに動け、
眠くもなりずらいし、腰にも負担が掛かりずらいと
良いこと尽くしでした。

家の環境は各家庭で様々のため、
出来ることと出来ないことがあるかもしれませんが、
いろいろと工夫をして少しでも
お身体にご負担が掛かりずらい環境を整備したり、
負担の掛からない姿勢で過ごせるようにしていきましょう!


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